TOPおすすめの移住先北海道の移住支援制度その2 さっぽろ圏のおすすめ市町はどこ?

    北海道の移住支援制度その2 さっぽろ圏のおすすめ市町はどこ?

    あなたも魅力あふれる「さっぽろ圏」に移住して、心豊かな暮らしを実現してみませんか?

    前回は、北海道とさっぽろ圏の基本情報と生活するうえでのメリットやデメリットをご紹介しました。
    北海道への移住者が最も戸惑うのは、やはり寒さが厳しい冬や慣れない雪の生活だということがお分かりいただけたかと思います。

    しかし、札幌市を中心とした「さっぽろ圏」への移住は、それらのデメリットをカバーでき、魅力もたくさんあることをご紹介しました。

    今回は、北海道の移住支援の取り組みと、さっぽろ圏のおすすめ市町をご紹介します。
    記事を読むことで、北海道やさっぽろ圏への移住についてより具体的に考えられるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

    北海道の移住支援制度を知ろう! ~移住支援の取り組み5選~

    はじめに、北海道の移住支援制度として、以下の5つの取り組みをご紹介します。

    • 移住支援金制度
    • 北海道空き家情報バンク
    • オンライン移住相談
    • 移住体験ツアー・宿泊体験
    • 北海道移住応援カード

    それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

    移住支援金制度

    移住金制度とは国が実施している取り組みで、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)から地方へ移住した人を対象に、最大100万円の補助金が給付される制度です。

    移住支援金対象の要件を満たしている人が、移住支援金対象の法人に就業(移住支援金の要件を満たしている求人のみ)した場合に支援金が支給されます。
    移住先で起業すれば、さらに最大200万円の補助金を受給することも可能です。

    北海道でも実施されていますが、各市町村によって実施状況や対象となる移住形態や支給要件等が異なりますので、詳しくは移住先の市町村に必ずお問い合わせください。

    なお、本事業は予算の範囲内で実施するため、申請の状況により年度途中で終了する場合もあります。
    必ず最新情報をご確認ください。

    参考:移住支援金特設ページ(移住者向け)北海道【UIJターン新規就業支援事業】|北海道HP

    お問い合わせ先一覧
  • 札幌市UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:株式会社パソナ 札幌UIターン就職センター 札幌事務局
    【住所】〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地 JRタワーオフィスプラザさっぽろ16階
    【電話番号】050-3816-1747
    【開所時間】10:00~18:00 【休日】日曜日、月曜日、祝日、年末年始

  • 小樽市UIJターン新規就業支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:総務部 小樽市企画政策室 企画政策グループ
    【住所】〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
    【電話番号】0134-32-4111内線273 
    【FAX】0134-22-6727
    【E-Mail】kikaku@city.otaru.lg.jp

  • 岩見沢市UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:岩見沢市企画財政部企画室
    【住所】〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
    【直通電話】0126-35-483
    【代表電話】0126-23-4111
    【FAX】0126-23-9977

  • 千歳市移住支援金(UIJターン新規就業支援事業)
  • お問い合わせ先:商業労働課 千歳市産業振興部商業労働課
    【電話番号】0123-24-0602(労政係・就業支援直通)、0123-24-0598(商業振興係・起業支援直通)
    【E-Mail】shogyorodo@city.chitose.lg.jp

  • 北広島市UIJターン就職移住支援事業(移住支援金) 
  • お問い合わせ先:北広島市企画財政部 企画課
    【電話番号】011-372-3311(代表)

  • 石狩市UIJターン就職移住支援事業(移住支援金) 
  • お問い合わせ先:石狩市企画経済部企画課(本庁舎3階)
    【電話番号】0133-72-3161(代表)
    【FAX】0133-75-2275

  • 長沼町UIJターン就職移住支援事業(移住支援金) 
  • お問い合わせ先:政策推進課ブランド戦略係
    【住所】〒069-1392 北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1番1号
    【電話番号】0123-76-8016
    【FAX】0123-88-0888

  • 当別町UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先: 企画部セールス戦略課ふるさとプロモーション係
    〒061-0292北海道石狩郡当別町白樺町58番地9
    【電話番号】0133-23-3042
    【FAX】0133-23-3206

  • 南幌町UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:南幌町まちづくり課地域振興グループ
    【電話番号】011-398-7021
    【FAX】011-378-2131

  • 恵庭市UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:恵庭市企画振興部まちづくり拠点整備室まちづくり推進課
    【電話番号】0123-33-3131(内線2331・2334)

  • UIJターン就職移住支援事業(移住支援金)
  • お問い合わせ先:政策推進課 シティプロモート・住環境活性化担当(江別市役所本庁舎2階)
    【電話番号】011-381-1064
    【FAX】011-381-1071

    北海道空き家情報バンク

    「北海道空き家情報バンク」とは、北海道が運営する制度で、道内にある空き家情報を一括管理して空き家の利用を希望する方に紹介する取り組みです。
    地域によっては登録された物件の数が少ない場合もありますが、人口減少にともない空き家が増えることは地域の悩みでもあるため、移住者に利用してもらいたいと考える自治体は多くあります。

    移住後に賃貸物件を借り続けるのではなく、空き家を格安で取得すれば住宅に関する費用を大きく下げることも可能です。
    一般的な物件購入よりも比較的安価で、良い家を手に入れることができるのは、この制度の大きな魅力でしょう。

    自治体によっては、空き家の改修費用等を補助してくれる制度が用意されている場合もあります。それぞれの目的に合わせて、上手に制度を活用しましょう。

    参考:北海道空き家情報バンク

    オンライン移住相談

    「現地へ足を運ぶことが難しい…」という方も多いでしょう。そのような方におすすめなのが、zoomなどのオンライン会議アプリを利用した移住相談です。
    事前予約制がほとんどですが、家にいながら参加でき、手軽に情報を集めることができます。

    オンライン移住相談を開設している市町村は、公式ホームページや電話等で問い合わせしてみましょう。
    現地の情報を教えてもらうことが可能なので、移住を検討する際には活用してみることをおすすめします。

    首都圏では『北海道移住フェア』や『さっぽろ圏移住フェア』の開催もありますので、実際に足を運んで情報を集めてみましょう。

    移住体験ツアー・宿泊体験

    気になる地域が決まったら、実際に一度現地を訪れてみるのがおすすめです。

    一部の市町村では、現地の住宅に数日間~数カ月間滞在して実際にその土地で生活してリアルな暮らしを体験したり、地元の人と交流できる機会があったり、地元の行事や祭りに参加できたりする移住体験ツアーや宿泊体験が用意されている場合もあります。

    集めた情報だけでは分からないことも多く、しばらくの期間滞在して生活することで五感を使って感じられることも多くあるでしょう。その土地で生活するイメージをつかむためにもおすすめです。

    北海道移住応援カード

    北海道への移住を検討している人やワーケーション等に関心のある道外在住の人を応援するための制度です。
    「北海道移住応援カード」の発行を受けて無料の会員登録をすることで、移住やワーケーション等に関して役立つ情報を定期的に受け取ることができます。

    「北海道移住応援企画」に参加している企業から、移住前後に役立つ各種割引サービス等の特典が利用可能。
    カードの有効期限は3年ですが、有効期間中に北海道内に移住した場合でも、有効期間中は応援企業の特典サービス等を利用することが引き続き可能です。

    以下にその一例をご紹介します。

    • レンタカー基本料金の割引
    • 引っ越し料金の割引
    • 道外より北海道へ引っ越しする世帯に最大1万円をお祝い金として進呈
    • 引っ越し基本料金(運賃+人件費)20%割引
    • 各種ローン金利優遇
    • 仲介手数料無料物件の案内
    • 賃貸物件、売買物件の成約時仲介手数料割引
    • 一般には非公開になっている求人情報の提供
    • 転職に関する初期的相談
    • 求人企業へのマッチングまでを無料で支援

    参考:北海道移住応援カード|北海道で暮らそう!

    さっぽろ圏で移住支援が充実しているおすすめ市町7選

    より魅力的なまちづくりを目指して集まったさっぽろ圏の12市町村は、それぞれが個性的で魅力にあふれています。

    今回は、その中でも暮らしやすさや住みやすさを重視し、さっぽろ圏での移住におすすめの7つの市町を厳選しました!

    • 札幌市
    • 小樽市
    • 岩見沢市
    • 千歳市
    • 北広島市
    • 石狩市
    • 長沼町

    それでは、上記7つの市町を移住支援の情報とともにご紹介していきます。

    【札幌市】~札幌市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    「札幌」と言えば北海道の道庁所在地で、道内外から人やモノが集まるまさに北海道の中心地。その面積は、首都圏の2倍弱(香港とほぼ同等)で、日本で5番目の人口を誇る190万人を超える市民が生活する大都市です。

    札幌の中心地は碁盤目状に整備されているので街中でも迷うことが少なく、市内の交通手段も大変発達しています。
    特に市内は除雪などの雪対策が充実していることに加え、地下鉄も整備されているため降雪による生活への影響は北海道のどこよりも少ないと言えるでしょう。

    市内には北海道旧本庁舎や、札幌市時計台、札幌ドーム、クラーク像など、北海道の歴史を語る建物が名所となっています。
    また、商業施設や医療機関が充実しているため生活環境は良好で、市内には多くの小中学校や53校ある高校、北海道大学をはじめとする18校の大学など、道内で最も教育機関が充実している地域です。

    降雪量は年平均約6メートルで、北国ならではのウィンタースポーツやさっぽろ雪まつりのような冬季イベントを楽しむことができます。
    7〜8月の平均気温は20℃を超えますが、湿度が低く朝晩は涼しく感じられるので真夏でも過ごしやすいことが特徴です。

    参考:
    ようこそサッポロ|【公式】札幌観光公式サイト  
    さっぽろ暮らしのススメ|札幌市HP 

    次に、札幌市の移住支援の取り組みをご紹介します。

    道外在住在学生への交通費補助

    札幌市では、北海道外からさっぽろ圏での採用面接・試験・インターンシップに参加する学生を対象に、交通費の一部を補助しています。

    北海道外在住の大学(院)、短大、専修、高専の学生・生徒で、さっぽろ圏での採用面接・試験やインターンシップに参加する人、かつ、申請時までに「札幌UIターン就職センター」に登録した人が対象です。

    補助対象となる就職活動は、さっぽろ圏内の12市町村で一社以上の採用面接・採用試験・インターンシップ参加が対象となります。
    道外から北海道までの移動費、インターンシップに参加した際のさっぽろ圏内の移動費を限度額以内で補助してもらえます。

    申請は先着順、予算額に達した場合は早期終了する場合があるとのことですのでご注意ください。

    参考:交通費補助|札幌UI就職ナビ

    【小樽市】~小樽市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    小樽と言えば、歴史と文化が息づくノスタルジックな町として有名です。JR小樽駅を出ると正面に海が見え、北海道を代表する港町として栄えてきました。港、鉄道、にしんで栄えた小樽市は、東西約36キロメートル、南北約20キロメートルの広さで、北に石狩湾、東西と南は山に囲まれています。

    他の三方を山々に囲まれた坂の多い町である小樽市。小樽商科大学に向かう坂道の名は、なんと「地獄坂」とも呼ばれています。

    1960年代の最盛期には20万人近い人口があった小樽市ですが、2023年時点では人口約11万人までに減少。進学や就職で転出する数に加え、自然減が人口減少に拍車をかけ、この半世紀に渡り急激に人口が減少したことが分かります。

    小樽の気候は、亜寒帯湿潤気候に分類され、夏の最高気温はだいたい25℃前後、冬の最低気温がマイナス5度前後と1年を通した気温差は大きくありません。しかし、冬の積雪量は北海道内でも多い方だと言えます。

    春は桜と新緑、夏はゴルフやマリンレジャー、秋は紅葉、冬はスキーなどのウィンタースポーツと、四季を通じて豊かな自然を満喫できます。

    小樽と札幌は隣り合っていることから、電車やバスで市内から札幌へ通勤・通学でたくさんの人が通っています。

    新千歳空港や札幌駅からは「快速エアポート」が便利で、小樽築港・南小樽・小樽の三駅に停車し、札幌駅から小樽駅は最短で32分、新千歳空港駅から小樽駅までは最短75分で移動可能です。

    参考:
    小樽市への移住を応援します!|小樽市HP
    笑になるおたる|小樽移住生活情報サイト

    次に、小樽市の移住支援の取り組み3つをご紹介します。

    住宅エコリフォーム助成制度(令和5年度)

    市内における環境負荷の低減および空き家の有効活用を図るため、住宅の断熱改修や省エネ型設備機器等の省エネ改修を行った場合、その工事費用の一部を助成する制度です。市内の一戸建て住宅(空き家も含む)や共同住宅等の住宅エコリフォームを行う住宅の所有者かつ市内に住所を有する人を対象に、30万円を限度額に助成されます。

    前年の所得額や対象工事の判断基準があるので、詳細は下記へお問い合わせください。

    先着順のため予算額に達した時点で受付終了になります。予算残額により全額補助できない場合や工事内容によっては全額補助対象とできない場合もあるとのことなので、事前に相談をしてみてください。

    お問い合わせ先
  • 小樽市 建設部建築住宅課
  • 【住所】〒047-0024 小樽市花園5丁目10番1号 
    【電話番号】0134-32-4111 内線7354
    【FAX】0134-32-3963
    【E-Mail】kentiku-jutaku@city.otaru.lg.jp

    移住・定住促進住宅取得費等補助金(※令和4年度に実施された内容の紹介)

    本補助金は、市外から転入し、すでに小樽市内に2年以上居住する世帯と三世代同居や三世代市内近居を始める方を対象に、中古住宅(マンションを含む)の購入や増改築等に要する経費を補助する制度です。
    三世代同居や近居の開始日の前一年間に行った事業が対象となります。

    補助額は、購入に対して30万円、増改築に対して20万円です。それぞれ未就学児1人につき15万円、18歳未満の子(未就学児を除く)1人につき10万円が加算されます。
    購入や増改築等の両方を行った場合は、最大100万円の申請が可能です。

    本年度の実施については、下記問い合わせ先に実施状況や要綱の確認をお願いします。

    お問い合わせ先

    小樽市 総務部企画政策室 企画政策グループ
    【住所】〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
    【電話番号】0134-32-4111内線273
    【FAX】0134-22-6727
    【E-Mail】kikaku@city.otaru.lg.jp

    創業支援補助金

    この補助金は、市外在住者の転入を増やし居住者の転出を抑制して人口減少対策に寄与することを目的に、市内で新たに創業する方に対して創業に要する経費の一部を補助する制度です。

    補助の対象となるのは、事務所等家賃補助と内装外装工事費補助です。

    事務所等家賃補助は、限度額5万円を6か月間にわたり補助しますが、対象となる事務所等を小樽市商店街および市場に借りる店舗の場合は12か月に延長されます。

    内装外装工事費補助は基本限度額が50万円ですが、市外からの移住を伴う場合は80万円、40歳未満の場合は70万円、どちらにも該当する場合は100万円が補助されます。

    お問い合わせ先

    産業港湾部 産業振興課
    【住所】〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
    【電話番号】0134-32-4111内線263
    【FAX】0134-33-7432
    【E-Mail】sangyo-sinko@city.otaru.lg.jp

    【岩見沢市】~岩見沢市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    明治17年から入植が始まり岩見沢村が誕生し、空知地域の炭鉱開発が進むと岩見沢は石炭輸送の中継地として発展しました。その後、エネルギー転換により炭鉱の閉山が相次ぎましたが、高度経済成長期にかけて徐々に市街地が拡大して、現在の岩見沢市は水稲を中心とした農業が基幹産業になっています。

    面積481k㎡(東京ドーム1万個分)の広さに7万7千人ほどが暮らしている岩見沢市。
    市内には道内最大級の遊園地「グリーンランド」をはじめとした広々とした公園も多く、アウトドアやウィンタースポーツも気軽に楽しむことができるのが魅力です。

    また、子育て支援や教育環境も充実しており、小学校から大学まで市内で学び続けることができます。

    札幌市へは車やJRで約30分、北海道の空の玄関口である新千歳空港には1時間程度で、道内のどこへ行くにも便利な立地が魅力です。
    都市機能はもちろんのこと、教育環境や自然環境がそろった調和のとれた町で、四季折々のさまざまな表情を楽しむことができます。

    参考:移住・定住|岩見沢市HP

    次に、岩見沢市の移住支援の取り組み3つをご紹介します。

    住宅購入支援助成金

    令和4年4月1日以降に岩見沢市へ転入し住民となった50歳未満の方で、令和5年4月以降に、市内に初めて新築または中古住宅(一戸建て・マンション等)を購入する方を対象に助成金が支給されます。

    助成金額は、新築住宅購入の場合は30万円、中古住宅の購入は、土地と住宅分の購入費用および改修費用の合計金額の10%(上限30万円)です。
    また、子育て世帯加算として中学生以下の子どもがいる世帯には10万円が加算されます。

    お問い合わせ先

    総合相談窓口「こささーる@空き店舗」(https://smile-iwamizawa.net/kosasahru/) 
    【住所】北海道岩見沢市4条西5丁目リバティービル1階
    【電話番号】0126-31-0001

    住宅購入時の金利優遇措置、空き家や空き店舗の紹介

    岩見沢市に移住・転入する50歳未満の方が、新築または中古住宅(一戸建て、マンション等)を初めて購入する際に、独立行政法人住宅金融支援機構の住宅ローン【フラット35】を利用する場合に金利優遇措置を受けることができます。

    新築住宅は工事請負契約前、中古住宅は売買契約前の申請が必要です。その他、要件がありますので事前に必ずご確認ください。

    また、市内の空き家や空き地、中心市街地の空き店舗の紹介も総合相談窓口「こささーる@空き店舗」で可能です。

    お問い合わせ先

    総合相談窓口「こささーる@空き店舗」(https://smile-iwamizawa.net/kosasahru/
    【住所】北海道岩見沢市4条西5丁目リバティービル1階
    【電話番号】0126-31-0001

    岩見沢市お試し暮らし事業

    岩見沢市では、市指定の宿泊施設を利用して移住検討のための情報収集などをしながら、地域の情報発信に協力できる人を募集しています。

    対象者は、満18歳以上の岩見沢市への移住を検討している人(家族の場合は対象年齢以下でも可能です)で、市指定の宿泊施設に3連泊以上宿泊して滞在中の体験レポートを作成して提供できる人です。

    宿泊料金は自己負担ですが、岩見沢市が一人一泊あたり三千円(上限二万円)を最大二名分(上限四万円)まで助成してくれます。
    事前に相談すれば、宿泊施設を通じて滞在中の情報収集や生活体験を手伝ってもらうことも可能です。

    参考:岩見沢市お試し暮らし事業|岩見沢市HP

    お問い合わせ先

    岩見沢市企画財政部企画室
    【住所】〒068-8686 北海道岩見沢市鳩が丘1丁目1番1号
    【直通電話】0126-35-4834
    【代表電話】0126-23-4111
    【FAX】0126-23-9977

    【千歳市】~千歳市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    千歳市は東京23区とほぼ同じ面積で、東西57.2㎞、南北30.4㎞と東西に長い形となっています。西部は支笏洞爺国立公園の豊かな自然に囲まれた「支笏湖エリア」、中央は新千歳空港や工業団地や住宅地等の「空港・市街地エリア」、東部は牧場や農園等の「農業地域エリア」です。

    北海道の空の玄関・新千歳空港から飛行機に乗れば、東京まで約1時間半、大阪まで約1時間50分と、広大な北海道の中で一番本州や海外に近い町です。

    かつて千歳一帯はアイヌ語で「大きなくぼみ」という意味の「シコツ」と呼ばれ、空には鶴が舞い、川にはサケが遡る自然にあふれた大地でした。今でも街中を流れる千歳川では「サケの遡上」が見られ、車で少し走ると豊かな自然環境が広がっています。

    道内都市部の中でも人口増加率が最も高く、10万人に近い人口を擁しています。
    札幌市までは、JR快速電車で30分、高速道路で千歳ICから札幌南ICまでは17分と、都会でのショッピングや芸術鑑賞、スポーツ観戦も楽しめます。

    一番の特徴は、積雪量が札幌のほぼ半分ほどで、北海道の中でも除雪の負担がとても少ない地域だと言われています。

    「子育てするなら、千歳市」をキャッチフレーズにした行政の取り組みは、子育て世代からの人気が高く活気がある町です。

    参考:
    千歳市HP
    千歳市移住支援情報|千歳市

    次に、千歳市の移住支援の取り組みを2つご紹介します。

    千歳市中心商店街等空き店舗利用促進事業

    千歳市では、中心市街地区内の商店街等における空き店舗を活用して開業する事業者に対して、店舗賃借料や広告宣伝に係る費用、改装費等の経費を補助しています。

    補助金額は、補助対象経費の2分の1以内、上限120万円です。店舗賃借料については月額上限5万円が補助されます。

    参考:中心商店街等空き店舗利用促進事業|千歳市HP

    お問い合わせ先

    千歳市産業振興部主幹(産業政策担当)問い合わせ入力フォーム
    https://www.city.chitose.lg.jp/contact/sangyoseisaku/

    千歳市移住相談窓口

    千歳市では、移住・定住促進のために総合的な相談窓口を千歳市役所内に設置しています。窓口は、千歳市企画部政策推進課の地方創生推進係です。

    千歳市役所へのアクセスは、JR千歳駅から徒歩で15分程度またはバスやタクシーを利用して5分程度。新千歳空港から千歳市役所へは車で15分程度です。

    参考:千歳移住情報|千歳市HP

    お問い合わせ先

    千歳市企画部政策推進課地方創生推進係
    【業務時間】月曜日~金曜日 8時45分~17時15分
    【住所】〒066-8686千歳市東雲町2丁目34番地 千歳市役所2階25番窓口
    【電話番号】0123-24-0521(直通)
    【E-mail】seisakusuishin@city.chitose.lg.jp

    【北広島市】~北広島市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    北広島市は、北海道札幌市から約100km南西に位置する北海道最南端の市です。面積は世田谷区の2倍ほど(119.05平方キロメートル)ですが、人口は世田谷区の93万人の15分の1にも満たない6万人弱となっています。

    札幌に近接していることから、ベッドタウンとして戸建て住宅も多く建設されている地域です。
    三井アウトレットパークをはじめとする大型商業施設や、2023年に日本ハムファイターズの新球場のボールパークもオープンして、ますます活気があふれる町になりました。

    市内には「エルフィンロード」と「トリムコース」という自転車歩行者専用道路が整備されており、朝早くから散歩やサイクリングを楽しむ人の姿も多く見られます。
    この専用道路沿いには小学校や中学校がありますが、自動車に会うことなく通勤通学ができる安心で安全な環境が整備されているため、近隣の住宅地は子育て世代に人気があります。

    札幌までのアクセスは、北広島駅から札幌駅までJR快速に乗れば最短16分、自動車でも高速道路を利用すると30分ほどで到着しますので、札幌市への通勤通学にも大変良い立地と言えるでしょう。

    北広島市の冬の平均気温はマイナス5度。最高気温が0度以下となる日も多く、マイナス20度を下回ることもあります。年間累計降雪量は 4.5m程度なので札幌市よりも少なく、道路は10センチメートル以上の積雪で除雪車による除雪を行っています。

    参考:北広島市に住みたくなるWEBサイト|北広島市HP

    北広島市の移住支援の取り組みを調べてみたところ、昨年までは「空き店舗利用促進事業」や「住宅リフォーム支援事業」、「リユース住宅活用サポート補助金」などがありましたが、現時点では今後実施するかどうか未定でした。

    その他、起業を検討している人を対象とした「コミュニティビジネス創業支援補助金」、新規就農者への支援がありますが、移住支援としては先にご紹介した移住支援金1つのみでした。

    移住支援としては行政の取り組みは少ないものの、札幌市より南部に位置しているため降雪量が少ないことは、雪に慣れていない地域からの移住者にとって大きなメリットだと言えるでしょう。

    参考:移住支援金特設ページ(移住者向け)北海道【UIJターン新規就業支援事業】|北海道HP

    【石狩市】~石狩市ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    札幌市の北側に隣接する人口約6万人が暮らす石狩市。面積は約722平方キロメートルで、東京23区よりもさらに100平方キロメートルも大きな町です。
    日本海、石狩川、暑寒別天売焼尻国定公園などを有する自然豊かな町で、石狩湾新港や工業団地の造成で急速に発展しました。

    札幌駅から石狩庁舎前駅までバスで約55分。または、地下鉄麻生駅からバスで30分となっており、札幌市内への通勤通学圏となっています。

    対馬海流の影響による海洋性気候で、春から秋にかけては過ごしやすく、北海道の中でも温暖で四季の変化に富んでいることが特徴で、冬季の気温もマイナス10度以下になることは少なく、年間降雪量は4.8メートル前後です。

    北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」発祥の地であり、海の幸や山の幸が豊富で食にも大変恵まれています。
    アイヌ民族の言葉で石狩川を指す「イシカラペツ」の意味は、「曲がりくねって流れる川」と「神様がつくった美しい川」という意味があるそうです。

    参考:移住をお考えの方へ|石狩市公式HP

    次に、石狩市の移住支援の取り組みを1つご紹介します。

    石狩市結婚新生活支援事業(移住定住促進事業)

    新規に婚姻した世帯が、市内で安心した生活をスタートできるよう、婚姻に伴う住居費や引越費用等に対して最大60万円を助成する事業です。
    夫婦ともに婚姻日において39歳以下であることや夫婦の所得制限など、全ての要件を満たす世帯が対象となります。

    助成金額は、夫婦ともに婚姻日において29歳以下の世帯は「上限60万円」、夫婦の片方または双方が婚姻日において30歳以上39歳以下の世帯かつ住宅取得費用を申請する場合は「上限60万円」、それ以外の場合は「上限30万円」です。

    お問い合わせ先

    石狩市企画経済部企画課(本庁舎3階)
    【電話番号】0133-72-3161(代表)

    【長沼町】~長沼町ってどんなところ?魅力と移住支援制度のご紹介~

    長沼町は、メロンで有名な夕張郡の一部で、石狩平野を臨む豊かな土地です。札幌市から約32km、新千歳空港から約30kmというアクセスの良い場所でありながら、北海道でも有数の米どころの長沼町は田園風景が広がっています。

    かつては沼や湿原に飛来するツルの繁殖地でしたが、明治期の開拓や乱獲によってツルは姿を消してしまいました。現在は「タンチョウ(ツルの一種)も住めるまちづくり」としてタンチョウの生息環境を整備しています。その甲斐もあり、2020年に道央圏では100年以上ぶりに町内でタンチョウのヒナが誕生しました。

    札幌市や千歳市などの都市部へのアクセスも良好なので、車で20~30分で札幌、千歳、江別市等にある大型商業施設へ行くことが可能です。

    また市内には、牧場やキャンプ場、ゴルフ場、スキー場、温泉施設など充実したアクティビティが揃っているので、気軽にリフレッシュすることができます。

    参考:長沼町移住ナビ|北海道長沼町HP

    次に、長沼町の移住支援の取り組みを2つご紹介します。

    町内就業者定住促進家賃助成事業

    町では、町外から通勤する町内の事業所の勤務者と個人事業主の方の定住の促進、雇用の確保および良質な賃貸住宅への誘導を図るため、町外から町内の民間賃貸住宅に移り住む町内就業者の方に家賃の補助を行っています。

    40歳未満の町内就業者がいる世帯または18歳に達する年度終了までの子が居住し、かつ、その子を扶養している町内就業者がいる世帯を対象に、要件を全て満たした場合に助成金が支給されます。

    家賃助成額は、若年単身者で月額6千円、若年世帯で月額9千円、子育て世帯で月額1万2千円です。

    お問い合わせ先

    長沼町都市整備課建築係
    【住所】〒069-1392 北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1番1号
    【電話番号】0123-76-8024
    【FAX】0123-88-0888

    お試し暮らし体験住宅

    長沼町では、移住を検討している人が町での生活を体験できるよう、お試し暮らし体験住宅を用意しています。
    長沼町の豊かな自然に囲まれた3棟の平屋住宅に滞在して、実際にまちの様子や暮らしやすさを存分に体験することのできる短期滞在型住宅です。

    20歳以上の夫婦とその家族を対象に、原則1週間以上3カ月以内の利用で、利用料は夏期(5 月~10 月)1日あたり1,400~1,600 円、冬期(11月~4月)1日あたり 2,000~2,200 円となっています。

    お問い合わせ先

    政策推進課企画政策係
    【住所】〒069-1392 北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1番1号
    【電話番号】0123-76-8015
    【FAX】0123-88-0888

    今回は、北海道とさっぽろ圏の基本情報と生活するうえでのメリットやデメリットをおさえたうえで、さっぽろ圏への移住についてその魅力をご紹介しました。
    いかがでしたでしょうか?

    さっぽろ圏の中でも「移住支援が充実している市町村」として7市町をピックアップしてご紹介しましたが、残りの5市町村も簡単にご紹介させて頂きます。

    また、北海道出身の学生や社会人のUIターン就職支援等を目的に、東京駅の近くには「札幌UIターン就職センター」が設置されています。

    同センターでは、さっぽろ圏の状況に詳しいキャリアコーディネーターが就職相談に応じてくれるほか、北海道外からの採用を希望している北海道内に事業拠点がある企業情報の提供や求人紹介、住宅や子育て等の移住についての全般的な相談に対応してくれます。

    参考:株式会社パソナ:札幌UIターン就職センター(https://www.sapporo-ui.com/
    【電話番号】東京:03-6734-1052(UIターン希望者の就職・移住活動を支援)

    まとめ

    北海道は、国内の旅行先としても大変人気が高く、ウィンタースポーツやビジネスのニーズも高まり、移住希望先としての人気も高くなってきています。

    しかし、移住希望者が一番不安に感じている雪国での生活について、実際に移住した人の中には北海道の冬の厳しさや積雪の多さにストレスを感じてしまうことが多いと言われています。

    そのようなデメリットを解消するためにも、交通網が発達した札幌市を中心とした「さっぽろ圏」への移住が、雪国での生活に慣れていない移住希望者におすすめできることが分かりました。

    今回の記事が、皆さまのさっぽろ圏移住計画の参考になれば幸いです。

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