TOPインタビュー「移住.net」で地方を元気に!早川 諒 代表

    「移住.net」で地方を元気に!早川 諒 代表

    皆さんこんにちは!
    移住.net 編集部です。

    今回は我らが移住.netの創業者であり、移住支援事業を手掛ける株式会社SoWiLL 早川 諒社長のインタビューをお届けします。

    移住.netとは何なのか、どのような想いで立ち上げ、運営をしているのかを代表から直接聞いて記事にまとめましたので、ぜひ読んでみてください!

    1. 早川 諒プロフィール

    早川社長プロフィール
    「移住.net」運営会社、株式会社SoWiLL代表取締役。22歳で東証プライム上場企業に入社し、27歳で同社子会社社長に就任。

    30歳で自己資本でセブ島で起業して、「0円留学」という留学スタイルの英語学校を設立し運営。4000名以上の卒業生を輩出する。

    2020年より沖縄に移住して、現在沖縄に住居を持ちながら海外・国内の各地で事業展開中。

    2023年、兼ねてより運営してきた移住.netの仕組みをプラットフォーム化して事業化。当移住メディアの運営もプロデュースする。

    2023年4月、著書「最強のひと言」を出版。

    2. そもそも移住.netってなに?

    「移住.net」編集部(以下、編集部):こんにちは。まず、改めて社長から移住.netとはどんなプラットフォームなのかをお聞かせください。

    早川 諒(以下、早川):こんにちは、よろしくお願いします。
    「移住.net」は、気軽に移住したい”人”と移住者を仕事仲間として受け入れたい”企業”と魅力的な”地域”がつながるプラットフォームです。

    移住.net コンセプト
    *「移住.net」HP

    編集部:具体的には、どのようにこの3者がつながることが出来るのでしょうか?

    早川:まず、この移住.netのWebメディアを通じて、移住を検討されている“人”が、各“地域”の魅力を知り、移住検討先の仕事や住まいの情報を得ることができます。

    編集部:地域の情報を得ることができるメディアとしての一面がまずあるわけですね。

    早川:はい。そして、気になる移住先があれば、その地域の提携先“企業”で移住後に勤務して頂くことで、お引っ越しにかかる費用の実費をのちほど全額キャッシュバックして、実質0円でお引っ越しできるという仕組みです。これによって人、企業、地方のそれぞれの悩みや課題を解決できると思い、運営しています。

    編集部:人、企業、地域は、それぞれどのような課題を抱えていると感じていますか?

    早川:整理すると、このような課題があります。

    それぞれの課題1

    それぞれの課題2

    それぞれの課題3

    編集部:確かに、どの地域や企業でも抱えていそうな課題ですし、移住に興味がある人にも、ここに挙げられたような問題から、まだまだ移住はハードルが高いのでは思ってしまいます。

    早川:これを、移住.netで次のように解決していきます。

    0円留学が目指すもの

    これが、移住.netが目指すものです。

    当社は、この制度の運営会社として人、企業、地域のそれぞれのサポートを行っています。

    3. 29歳で東京から鳥取に移住し、30歳でセブ島へ海外移住

    編集部:早川社長が移住支援事業を始めようと思ったキッカケが、ご自身の移住体験からだと伺いました。どのような移住体験をされてきたのでしょうか?

    早川:僕は東京都の江東区に生まれたのですが、小学校の頃に千葉県我孫子市に家族で移住しました。その後、学生生活を終えて一人暮らしを始めるタイミングで上京して再び東京に住み始めます。

    そのまま29歳まで東京在住だったのですが、当時勤めていた会社の仕事関係で、鳥取に移住することになったんです。

    編集部:東京にずっと住んでいたあとに鳥取に移住というのは、なかなか大変なこともありそうですね。

    早川:いえ、大変どころか、鳥取がとても良い所で、僕は大好きになったんです。鳥取市だったので、東京の友達が遊びに来てくれたときは毎回、鳥取砂丘に行ってましたね。

    鳥取に住んでいたのは1年程度だったんですが、鳥取砂丘は10回以上行ったんじゃないかな(笑)

    鳥取砂丘

    編集部:鳥取のどんなところが好きになったんでしょうか。

    早川:それまで人生の大半を東京で過ごして、東京の大手企業でそれなりに出世もさせてもらって、更なるキャリアアップを目指してひたすら頑張ってきた20代だったんです。

    もちろん、東京も良いところがたくさんあるんですが、鳥取に移住したときに良い意味で自分の知らない世界があったことをはじめて知ることができました。

    鳥取の様子

    自然が豊かで市街地からすぐに美しい日本海にも山にも行けて、人が優しく暖かくて、ご飯もとても美味しい。そんな環境にはじめて身をおくことで、肩の力がスーっと抜けて呼吸が楽になった。

    とても生きやすくなったことを覚えています。

    編集部:なぜ、そのように感じたのでしょうか?

    早川:東京が世界のすべてだと思っていた頃は、「~であるべき」とか「~しなければならない」という風に自分の考えが凝り固まってしまっていたんだと思います。今思うと。

    それが、色んな生き方があってどんな道を選んでもいいし、どこに住んだっていい。自分の人生なんだから、好きなところに住んで好きなように生きればいいんだって。はじめてそう思えました。

    それで、僕の場合は、じゃあ起業しよう!と思い立って今度は海外に移住しました。

    セブ島

    編集部:東京→鳥取→セブ島と移住していったわけですよね。また、セブ島の話は今度別のインタビューでお伺いできたらと思いますが、今後移住.netを海外展開していく構想もありますか?

    早川:もちろん。「日本を元気に」が移住.netのテーマの一つですが、そのために海外移住の支援をすることもこれからの日本のためになると思っています。

    日本人がもっと気軽に海外に行けて、海外でたくさんのことを吸収して日本に何かしら還元していくのもとても素晴らしいことですよね。もう少し先になると思いますが、海外移住サポートもしていきたいですね。

    4. コロナ禍で沖縄に移住し、壱岐島での移住支援事業を開始

    編集部:そして今は沖縄に在住ということですが、海外から戻って来て今度は沖縄に移住した経緯を教えて下さい。

    早川:コロナ禍で、6年間住んでいたセブ島が世界最長とも言われるロックダウンになってしまい、現実的にセブに行けなくなってしまったんですね。

    ロックダウンになるときにちょうど僕は東京にいて、セブ島に戻る飛行機のチケットも取っていたのですが、その便が飛ぶことはなく、そのまま帰れなくなってしまいました。

    編集部:それですぐに沖縄に移住したんですか?

    早川:いえ、当時セブ島と東京にオフィスがあったので、セブに戻れなくなった僕は半年ほど久しぶりに東京に住みました。住んだと言ってもホテル暮らしですけど。

    当時の事務所のすぐ近くにアパホテルさんがあったので、半年ほどアパホテルさんにお世話になっていました。そのときはホテル代がめちゃめちゃ安かったんですよね。

    編集部:久しぶりに半年ほど東京に住んでいかがでしたか?

    早川:僕はやっぱりイヤでした(笑)元々、東京を離れて鳥取に移住したときに、自分らしさとか生き方の自由さを感じてそのまま海外にまで移住したのに、また東京に戻ってきて、やっぱり東京イヤだなって(笑)。

    あくまで個人の感想なので、繰り返しますが東京の良い所もたくさんあるんですが、当時の僕は、また少し息苦しくなってしまったんです。

    編集部:そこから沖縄移住ですね。なんで沖縄だったんでしょうか。

    早川:理由はたった一つで、“好きだったから”です。色々移住先の選定基準は人によって違うと思いますが、全員共通でおすすめできる選別方法は、やっぱり“好きな場所に住むのが一番”ということです。

    僕は寒い所が苦手だし、沖縄は何回か行ったことがあってとても好きな地域なので、沖縄に住もう!と直感で決めました。なんか沖縄に呼ばれてる気がするって(笑)

    海

    編集部:奥様と一緒に移住されたんですよね?

    早川:そうです。妻も出逢ったころから沖縄が好きって言っていたので、「沖縄に移住しない?」って聞いたら「えー、めっちゃ面白そう!わたしも行く」って言ってくれたので、妻が背中を押してくれたのは大きいですね。

    鳥取もセブも独身時代に移住したので一人の決断でしたが、やはり家族がいる場合は家族みんなが好きな場所を探すのが良いですよね。でも、家族での移住もとても楽しい経験です。

    編集部:そして、長崎県の壱岐島で、移住支援事業を開始されたんですね。

    早川:はい、なのでこの時期は沖縄に住みながら福岡経由で船で壱岐島と行き来して立ち上げをしました。

    壱岐もとても素晴らしい地域で、ご縁あって始めることになったのですが、このときの事業アイディアの全国版が、今の移住.netの土台になっています。

    hayakana interview6 - 「移住.net」で地方を元気に!早川 諒 代表

    5. 仕事つき移住支援で、移住が身近な社会創りへ

    編集部:ご自身のこういった移住体験を経て、なぜ移住.netを運営していこうと思ったのでしょうか。

    早川:僕自身、色々な地に住んで来て思ったことは、「もっとみんなが自由に住みたい場所に住める社会を創りたい」という事だったんです。

    これだけリモートワークも進みオンラインシステムも発達して交通機関も整っているので、移住を身近なものにしたかった。僕自身が移住で人生が変わった人間なので、そう思ったんです。

    編集部:でも、現実的にはまだまだ移住に興味はあるけど難しい、と感じる方も多いですよね。

    早川:はい。色々な人にお話を聞きましたが、移住のネックとなるものは、「仕事がない、見つけにくい、給料が大幅に下がってしまう」など仕事面や、「引っ越し代のまとまった費用が出費としてかなり痛い」という金銭面がほとんどだったんです。移住に興味があるけど仕事やお金の心配をしている“人”がいて、もう一方で、人手不足に困っている地方の企業がある。ここがうまくマッチングすることでお互いの悩みが解決できるのでは、と肌で感じました。

    編集部:仕事が移住前に決まって、金銭的支援も受けられた状態で移住できるのは、検討されている方の背中を押せる制度ですよね。

    早川:そうですね、多くの人に、新しい選択肢の一つとしてぜひ知ってほしいです。そして、自分らしい生き方を見つけてほしいですね。

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