TOPインタビュー家族でポジティブ沖縄移住「変わる」がテーマ!パパイヤ鈴木さん

    家族でポジティブ沖縄移住「変わる」がテーマ!パパイヤ鈴木さん

    みなさん、こんにちは!
    「移住.net」編集部です。

    今回は、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の振付師であり、佐々木希さんや佐藤健さんらが全国各地で踊りまくるロッテ「Fit’s」のCM、Mrs. GREEN APPLEやケツメイシなどの振付もしてきた、振付師のパパイヤ鈴木さんにインタビューをさせていただきました。

    パパイヤ鈴木さんは東京での仕事を続けながら、家族で沖縄の読谷に移住した経験をもっており、同じく沖縄に移住した移住.net代表の早川社長との共通点がありました。

    今回は沖縄に移住したときのお話を中心にうかがってみました。

    パパイヤ鈴木プロフィール

    パパイヤ鈴木
    1966年生まれ、東京都出身。タレント・振付師。

    16〜21歳までダンサーとして活動。1986年から振付、タップダンスのインストラクターを務める。

    1998年にパパイヤ鈴木とおやじダンサーズを結成。
    2023年結成25周年を迎え、同年夏には錦織一清氏と新ユニット Funky Diamond 18 を結成。
    CDリリース・LIVE TOURなど精力的に活動中。

    振付師、タレントのほか、俳優としても活動の幅を広げる。

    早川社長プロフィール
    早川諒(はやかわりょう)

    「移住.net」運営会社、株式会社SoWiLL代表取締役。22歳で東証プライム上場企業に入社し、27歳で同社子会社社長に就任。

    30歳で自己資本でセブ島で起業して、「0円留学」という留学スタイルの英語学校を設立し運営。4000名以上の卒業生を輩出する。

    2020年より沖縄に移住して、現在沖縄に住居を持ちながら海外・国内の各地で事業展開中。
    2023年、兼ねてより運営してきた移住.netの仕組みをプラットフォーム化して事業化。当移住メディアの運営もプロデュースする。
    2023年4月、著書「最強のひと言」を出版。

    沖縄移住のきっかけとは?

    早川:最近の主な活動を教えてください。

    パパイヤさん:振付の仕事をしながら、タレントとしてテレビやラジオに出演しています。最近では少年隊の錦織くんとユニットを組んでCDを出してツアーもやりました。

    早川:ちなみに、東京出身のパパイヤさんが、何をきっかけに沖縄移住を考えたのでしょうか?

    パパイヤさん:高校生のときから新宿で一人暮らしをしていました。でも僕は都会での暮らしが、あまり好きではなくて……。それから何十年も東京にいて、どこか違う場所に移り住みたいなと思っていました。

    そんなとき、うちの会社が僕にプレゼントとして、どこでも好きな場所に1ヶ月間暮らしていいよと言ってくれたんです。そこで僕は迷うことなく沖縄を選びました。この1ヶ月の沖縄滞在がきっかけとなり、沖縄への移住を決めました。

    早川:それがキッカケになったんですね!その時に沖縄を選んだのはなぜですか?

    パパイヤさん:30代のとき、仕事で初めて沖縄に行ったんです。2泊3日の短い期間でしたが、そのとき、もう本当に天国のような場所だと思ったんですよ。こんな場所があることに、すごく感動しました。それ以来ずっと、再び沖縄を訪れたいと思っていました。そのチャンスがめぐってきたので、一も二もなく沖縄を選びました。

    早川:僕も沖縄が好きで移住した立場として嬉しいです。その時の1ヶ月の沖縄暮らしはどうでしたか?

    パパイヤさん:沖縄の南城市に家族で1ヶ月間暮らしました。大自然はもちろんですが、沖縄のもつ世界観に家族全員が癒されましたね。

    papaya photo3 - 家族でポジティブ沖縄移住「変わる」がテーマ!パパイヤ鈴木さん

    たとえば子供を沖縄のゴルフ教室に通わせたところ、スタッフさんの教え方や接し方がとても良かったんです。東京だと「みんなこれをやっておいて」で終わるところを、沖縄だと「君はこうだからこう」「あなたはこうだからこう」と一人一人を大切に接してくれるんですよね。ゴルフに限らず、個人を尊重してくれる沖縄の世界観に満たされました。

    「家族で決めた移住」への思い

    早川:移住しようと決めてから実際に移住されるまでの期間は、どのくらいでしたか?

    パパイヤさん:約1年くらいだったと思います。良い物件がなかなかなくて苦労しました。

    早川:沖縄の中でも、読谷村に決めたのは何か理由があったのでしょうか?

    パパイヤさん:実は読谷に友人が住んでいて、いろいろと話を聞いていました。それで僕も移住するなら読谷だなぁと。ちょうど子供の友達も読谷の学校に通っていたこともあって、同じ学区内の物件を探すことになりました。

    早川:読谷は本当に良いところですよね。ちなみに沖縄への移住について、ご家族はどういう反応だったんでしょうか?

    パパイヤさん:妻は僕と考え方が同じなので、すぐに賛成してくれました。もともと沖縄の教え方がいいよねと言い出したのも妻でしたからね。でも子供は東京の学校が好きで、友達と離ればなれになるのがイヤだと初めは言っていました。小学生の息子と娘がいましたが、二人ともそんな感じでした。

    早川:お子様も連れての移住だと、やはり子供が嫌がるという話はよく聞きますよね。

    パパイヤさん:そこで僕は、「考え方をちょっと変えてみようか。友達がいなくなるんじゃなくて、新しく沖縄の友達が増えるんだよ」と言ってあげたんです。東京の友達は「遊びにおいでよ」と沖縄に呼んであげればいいじゃないか、今はテレビ電話だってあるし、いつでも会って話せるよと提案しました。

    すると、あ、なるほどという感じでわかってくれました。

    早川:とても素晴らしい伝え方ですね。

    パパイヤさん:自分が体験したことがないことを新たに体験するのは素晴らしいことだと僕は思っています。年末によく漢字1文字で翌年の抱負を語りますが、僕は毎年「変」という字なんですよ。毎年、「変わる」が僕のテーマなんです。

    だから子供たちにも、そういう考えが浸透していると思います。変化を恐れるのではなく、自ら積極的に新しい体験にチャレンジしてほしいと願っています。

    沖縄移住は、本当に居心地よく感じた

    早川:実際に家族で沖縄に移住してみて、想像していた以上に不便だと思ったことはありますか?

    パパイヤさん:ひとつだけ不便に感じたのは、荷物が届くのが遅いことです。でも、考え方ひとつだと思うんですよ。東京にいたって荷物が届かないことはありますからね。だから僕は良いところしか見ないようにしています。

    東京だと1日で来るものが3日かかるのであれば、3日前に注文すればよいだけのことです。そう割り切れば、配達が遅いこともあまり気になりません。それよりも、移住によって自分のやりたかったことができるわけですから、そのほうがよほど充実しています。

    早川:東京に帰りたいなとホームシックになった瞬間はありましたか?

    パパイヤさん:まったくなかったですね。一軒家に引っ越した直後は家の中にヤモリが住んでいたり、得体の知れない虫が庭にいたりとかあって、ちょっと驚きましたが、すぐに慣れちゃいました。

    早川:実際に暮らしてみた読谷の印象はどうですか?

    パパイヤさん:僕は東京生まれの東京育ちで田舎には縁遠いのですが、読谷村くらいまで離れると、やはりもう田舎なんですよ。都会のざわざわした場所から切り離されたような感覚です。僕はごちゃごちゃしている所が嫌いなので、人里離れた読谷が本当に居心地良く感じられたんです。

    沖縄の風景

    仕事についての不安は考え方ひとつで克服できる!

    早川:お仕事についても聞かせてください。パパイヤさんは東京の芸能界で大活躍していただけに、沖縄に移住する際に仕事の不安はなかったのでしょうか?

    パパイヤさん:移住することで仕事や収入が減るんじゃないかというネガティブな考え方を僕はしなかったですね。逆に、沖縄にいたら沖縄の仕事もできるわけだから仕事が増えると考えていました。

    早川:実際のところ、移住によって仕事に差し支えることはありましたか?

    パパイヤさん:特にないですね。振付の仕事も沖縄の家から東京にいるアシスタントにビデオを送り、マネージャーに送ることで問題なくこなせました。僕らみたいな人前に出る仕事も在宅でできるぐらいだから、どんな仕事でも意外といける気はします。

    テレビ出演がコロナで大変だったときでさえ、僕らはZOOMを使って番組を成立させていました。今は5Gですからタイムラグも少なくなっていますしね。

    次に移住してみたいのは福岡

    早川:今後についてお聞かせください。現在は東京に戻られていますが、またどこかに移住しようと考えていますか?

    パパイヤさん:僕はこのまま生涯ずっと東京にはいないと思うんですよ。妻も同じ考えで、次はどこに引っ越そうかと、よく話しています。

    たとえば「どこでもドア」があったなら、どこに行きたいかなんて考えちゃいますね。キューバやバハマ、地球の裏側でもよいし、沖縄でも福岡でもよいわけです。どこでもドアで訪ねてみたい場所こそが、今、本当に行きたい場所だと思うんです。

    早川:もしどこでもドアがあったとして、今すぐに暮らしてみたいのはどこですか?

    パパイヤさん:僕の知り合いでラジオをやっている方がいて、彼はタイに移住しています。タイは良いところだよ、と何度も聞いているので、ざっくばらんとですがタイで暮らすのもいいかなと思います。日本の中だと一番移住してみたいのは福岡ですね。

    早川:福岡も元々住んでたとのことですよね。

    パパイヤさん:福岡は物価が安くて食べ物が新鮮。僕は福岡で10年番組をやっていましたが、そのうちの7年ほどは福岡に住んでいました。もう本当に素晴らしい場所なんですよ。だから僕が今すぐ移住しようとすれば、福岡になりますね。あとは北海道かな。食べ物のおいしいところがいいですね。

    福岡の食べ物

    早川:いいですよね。他にも気になるところはありますか?

    パパイヤさん:群上八幡も好きですよ。あそこは名水百選に選ばれているだけあって水がきれいなんです。それと郡上踊りという祭りが大好きなんですよ。だから郡上にも住んでみたいですね。他にも新潟県や石川県、長野県もいいですね。僕は水がきれいな所や、食べものやお酒に弱いんですよ。

    沖縄と福岡に移住を検討している方へのメッセージ

    早川:最後に沖縄と福岡でそれぞれ移住を検討している方に向けたメッセージをお願いします。まずは福岡から、お聞かせください。

    パパイヤさん:昔はよく福岡の人は少し怖いとか、男気が強すぎて近づきがたいとか言われていましたが、そんなことありません。移住してくる人が増えているため受け入れ体制がしっかりできている感じで、みんなとても温かいです。僕の福岡の友達も、みんな本当に優しい人が多いです。

    あとはやはり食べ物が新鮮でおいしいことです。魚も野菜も絶品です。新鮮な食材を求めている人は、ぜひ福岡にと、僕は思います。あとは祭りですね。福岡の祭りは楽しいですよ。

    早川:福岡への思いの強さが感じられますね。次に沖縄に移住したい方へのメッセージをお願いします。

    papaya011 - 家族でポジティブ沖縄移住「変わる」がテーマ!パパイヤ鈴木さん

    パパイヤさん:沖縄の魅力は自然の豊かさです。沖縄の海には癒やされました。海が好きな人なら、沖縄が一番良いと思います。特にダイビングはおすすめです。僕はシュノーケリングをよくやりましたが、素晴らしい景観に圧倒されました。

    船の免許ももっているので海にはよく出かけましたね。沖縄の海は下まで全部透けて見えるんですよ。そういった自然が好きな人は、ぜひ沖縄に行ってみてほしいですね。

    船の免許所持

    早川:沖縄の食べ物についてはどうですか?

    パパイヤさん:沖縄にうちの奥さんがすごく好きな味噌屋さんがあるんですよ。その味噌が本当においしいんです。沖縄にはそういうおいしいものが、たくさんあります。自分で釣ったグルクンとかを居酒屋に持っていって食べたときはおいしすぎて、もう感動しました。沖縄の食については、おすすめの場所がたくさんあります。

    沖縄の話をしていたら、また沖縄に行きたくなっちゃいました(笑)。なかなか訪れるチャンスがないんですけどね。

    早川:僕もお話をうかがっているうちに、沖縄の良さを再確認しました。沖縄県民としてはうれしい限りです。福岡にも改めて行きたくなりました。すごく熱の上がるお話をありがとうございました!

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