TOPみんなの移住体験談東京から石垣島への移住!私が思うメリット・デメリット各5選

    東京から石垣島への移住!私が思うメリット・デメリット各5選

    「南国に移住してみたい」
    ハワイや沖縄など、リゾート地に旅行した人なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

    こちらの記事では、私が30年間住んでいた東京から沖縄県の石垣島へ移住した経験をもとに、移住のメリットやデメリットをご紹介します。

    移住を考えている方や、「移住したいけど1歩が踏み出せない」と思う方は最後まで読んでみてくださいね。

    移住のきっかけ

    沖縄へ旅行するたびに、どんどん沖縄が好きになった私。
    特に、趣味のスキューバーダイビングであちこちの離島に行くようになってからは、「沖縄の離島に住んでみたい」という思いが強くなりました。

    その後「移住するぞ!」と決めてからは、ホテルで働けるように資格をとったり、貯金をしたり…。

    家族や友人と離れ、たった1人で見知らぬ土地へ移住すると決めたものの、不安があったのも事実です。
    しかし「一度でも沖縄に住みたい」という想いを諦めきれず、「一生住む」ではなく、「2年でもいいかな」と思い直しました。

    期限を決めたことで、不安は一気に減少!
    旅行感覚で荷造りをすることができ、出発前には家族や友人にも軽く「行ってきます」と言えました。

    次は、実際に移住してみて感じたメリットやデメリットをご紹介します。

    移住してから感じたメリット5選

    ここでは、私が実際に石垣島へ移住して感じたメリットを5つご紹介します。

    1.エメラルドグリーンの海が常に近くにある

    石垣島は珊瑚礁に囲まれた島で、海がとても近くにあります。
    賃貸であれば高層階を選ぶと、ベランダから毎日キレイな海を眺めることができますよ。

    仕事が休みの日には、シュノーケリングやマリンスポーツ、釣りなどもお手軽に出来ます。

    また、石垣島以外の離島にも船で行くことができるので、日帰りや泊まりで遊びに行く移住者も少なくありません。
    離島によっては素晴らしい絶景ポイントもたくさんあるので、自分だけが知っている隠れスポットを探すのもワクワクします。

    特に晴れた日は、太陽光が海に反射して幻想的な景色が見られるので、素敵な風景写真をたくさん撮ることができますよ。

    2.衣替えがあまり必要ない

    石垣島の気温は3月あたりから徐々に上がりはじめ、天気の良い日であれば12月でも真夏のような暑さを感じます。
    1月・2月は北風が吹く日が多く、体感温度は下がりますが、厚手の上着が1枚あれば十分でしょう。

    ファッションにこだわりがなければ、最低限の着替えだけで年中過ごせます。

    3.いつでも沖縄料理が食べられる

    沖縄そばが食べられるお店は山ほどありますし、海ぶどうやタコライスもスーパーで簡単に手に入ります。

    ゴーヤチャンプルーや豆腐チャンプルーなど、専用のだしを使えば簡単に居酒屋で食べる味が再現できますよ!

    4.新しい出会い

    移住することで、数々の新しい出会いがあります。
    石垣島に限らず、右も左も分からない土地での生活は全てが新しい体験です。

    人との出会い、文化との出会い、食との出会い、見たことない生き物との出会い。
    もちろん中には、受け入れられない出会いもあるかもしれませんが、それも過去の経験として将来的に役に立つ日が来るでしょう。

    5.故郷のありがたみが身にしみる

    移住するまで親と暮らしていた人が、「離れてみて初めて親のありがたみがわかった」とよく言っています。
    なんとなく聞いたことがあっても、実際にはピンときませんよね。

    しかし一人で生活していくと、小さな気づきがたくさんあります。
    特に、生まれ育った故郷を出てきた人たちは親だけでなく、いかに故郷が自分を守ってくれていたのかを思い知らされるでしょう。

    移住してから感じたデメリット5選

    続いては、私が実際に石垣島へ移住して感じたデメリットを5つご紹介します。

    1.物価が高い

    ガソリンをはじめ、県外からの野菜や果物はかなり高価な印象です。

    たとえば、「もやし」は今まで10円・30円で買えたはずなのに、石垣島ではまさかの60〜100円超え。衝撃的でした。
    イチゴやさくらんぼ、他にもたくさん旬の果物がスーパーに一応並びますが、なかなか手が出ません。
    しかも、はるばる遠くからやってくる頃には、傷んでいることも多々あります。

    ちょっとした外食でも、本土のような安いチェーン店がないので、ランチですらためらうほどの価格です。

    2.虫事情が常につきまとう

    ここが最大の難関ではないでしょうか。
    ゴキブリやクモは大きく、年中そこらじゅうで見かけます。

    家の中ではしっかり対策していれば遭遇も少ないのですが、たまに侵入してくることも…。

    その他には、ヤモリです。
    「かわいい」と言う人もいますが、急に泣き出す奇妙な声と、どこからでも入ってきては窓枠などにフンをするので困ります。

    「家守」と呼ばれるほど、他の害虫を食べてくれれば多少ガマンできるかもしれませんね。

    3.荷物がなかなか届かない

    特にamazonの商品は船便で届くので、発送から10日以上かかったり、台風や海上が荒れている時は更に日数がかかったりします。
    石垣島では物価が高いため、ネットショッピングで物を買う方が大半です。

    急ぎで欲しい商品が石垣島にない時は、本当に困ります。

    4.水道水がまずい

    こちらは人それぞれですが、大阪の山奥から移住してきた友人は、「そのまま飲むとお腹がゆるくなる」と言っていました。

    石垣島の水道水は硬水と言われているので、ウォーターサーバーを置いている家庭もよく見られます。

    5.紫外線が強すぎる

    石垣島での紫外線は本土の10倍と言われるほど強く、島の人はあまり肌を露出しない傾向です。
    ビーチでも水着で泳いでいるのは観光客くらいで、そもそも日中に海に入るようなことはしません。

    私も365日毎朝、日焼け止めを塗っています。
    島の人に毛深い方が多いのも、紫外線を避けるために生まれ持った遺伝子の影響かもしれませんね。

    こんな人に移住をおすすめしたい!

    実際に移住をしてみて「このような人に移住をおすすめしたい!」というポイントをまとめました。
    少しでも当てはまる方は、移住を検討してみてはいかかでしょうか。

    毎日の変化のない生活にモヤモヤしている

    私は東京で12年間同じ会社で働き、毎日決まったルーティンで生活していました。
    日々の生活に不満はなかったのですが、「このままでいいのか」と思い始めたことが移住を考えたきっかけです。

    自分の中の「モヤモヤ」を感じたら、移住を考えてみてはどうでしょうか。

    新しい出会いを経験したいと思っている

    日々の中でも、見つけようと思えば簡単に「新しい出会い」は見つけられます。
    しかし、毎日の生活の中で人は「変化」を無意識に拒むものです。

    ご自身が変化できないなら、環境を変えてみるという手もあります。
    やらざるを得ない環境になってしまうことで、自然に新しい出会いが次々と生まれてくるでしょう。

    いつか田舎で暮らしてみたいと考えている

    もし20代、30代で独身であれば、すぐに計画してみることをおすすめします。
    なぜなら、失敗は早くたくさん経験することでやり直しがきくからです。

    土地が合わなかったら帰ればいいですし、新しい出会いがなくても、新しい経験は手に入ります。
    私が移住したのは30代後半でしたが、もっと早く行動すれば良かったと思ったものです。

    こんな人に石垣島をおすすめしたい!

    数ある土地から、「こんな人にはぜひ石垣島をおすすめしたい!」というポイントをまとめました。

    移住先に迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

    沖縄の離島に住んでみたいと思っている

    沖縄県の離島は160あるといわれており、人が住んでいる離島でも30以上あります。
    その中でも石垣島は人口も約5万人と、それなりに大きな島です。

    私も宮古島か石垣島かで悩みましたが、何度か旅行で訪れるうちに石垣島が住みやすそうな雰囲気を感じました。

    最初は石垣島に住んでみて、後に西表島へ移住する人もいれば小浜島へ移住する人もいます。
    石垣島だけではなく、色々な離島が近くにあるのも魅力的です。

    キレイな海のそばに住んでみたいと思っている

    石垣島に移住する人は、「海好き」な方が多い印象です。
    沖縄本島とは違う魅力的な海の色と、心地よい海からの風を肌で感じられるからでしょうか。

    海に入らなくても、見ているだけで心身が癒されます。

    まとめ

    「移住」と聞くとハードルが高くなり、なかなか行動に移せないかもしれません。
    それならば、「移住体験」をおすすめします。
    ホテルや民宿ではなく、シェアハウスやマンスリーなど、期間も「1ヶ月」や「3ヶ月」「半年」など短めに設定してみてもいいかもしれません。

    「友達ができるだろうか」
    「仕事が見つかるだろうか」
    「住む場所が見つかるだろうか」
    「1人で大丈夫だろうか」

    こんな不安は、次々とやってくるでしょう。
    しかし、考えるだけでは答えは一生見つからず、やってみて初めて答えが出るものです。
    ゴールにある答えの紙は、一番早く走った人が手に取ることができます。
    まずは歩き出すこと、走ってみることです。

    たとえ移住体験が失敗に終わっても、故郷のありがたみを感じ、親や友人に感謝する気持ちが芽生えたら決してマイナスにはなりません。

    移住体験で他の場所へも行ってみたいと思えるようになったら、また新しい出会いを経験するチャンスを掴めるでしょう。

    私は一度の移住を経験し、この場所で一生を終えると思っていましたが、また違う場所に移住したいとも思います。

    あなたもぜひ一度は、移住の経験をしてみてください。
    きっと違う自分に出会い、また新たな人生の一歩が始まるでしょう。

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